家庭教師ヨウコ先生の日記

家庭教師をするようになって13年目になります。 これまでの経験や、子育てのこと、趣味のこと、色々綴っていきたいと思います。

不登校の理由

年に1人くらいずつ不登校の生徒さんを担当しています。

現在担当している生徒さんは、起立性調節障害で朝起きられないところから始まり、段々と学校に行けなくなってしまい、学校の授業についていけるか心配ということで、家庭教師を依頼してきました。

昨年担当していた生徒さんは、もともと人間関係が原因で不登校になってしまったのですが、登校できない不安から夜眠れなくなってしまい、昼夜逆転の生活になってしまったことで自律神経の調節がうまくいかなくなり、心療内科で薬を処方してもらったりしていました。その副作用で私の授業をお休みすることもしばしばありました。

・・・と、ここ数年担当する不登校の生徒さんは病気との兼ね合いが多いなあと感じます。少し前だと、どちらかというといじめに近い理由で不登校になるケースが多かったのですが。

数年前担当した生徒さんは、鼻の下のあざをからかわれて不登校になってしまいました。子供が酷い目に遭っているのに学校は何もしないと、親が学校を信頼しなくなり、学校内容のサポートを私に依頼してきたのです。今のようなコロナ禍ではなかったので、夏でもマスクをしている生徒さんの姿はちょっと苦しそうでした。でも、勉強を頑張り、無事に志望校に合格しています。

今はその頃とは違い、保護者と学校が連絡を取り合い、別室で登校したりするなど不登校の生徒さんへのサポートがしっかりしてる学校も多いです。体に異変が起きるというのは「助けて」のサインだと思います。体と心と相談して、無理のない生活を送って欲しいと思います。