家庭教師ヨウコ先生の日記

家庭教師をするようになって13年目になります。 これまでの経験や、子育てのこと、趣味のこと、色々綴っていきたいと思います。

伝え方。

私が担当している中学3年のAさん。中学1年の秋くらいからずっと不登校だったのですが、この春から再び学校に行くようになりました。といっても、元のクラスではなくて、不登校の生徒が来れるときに来て帰りたくなったら帰る、という教室です。そこには担当の先生がいて話をしたり、時には勉強を教えてくれたりしてくれます。今年度からこの教室の先生が変更になり、Aさんからすると前の先生よりも話しやすいということで徐々に学校に行けるようになったようです。週に数回カウンセラーの先生も来るそうで、カウンセリングも受けながら、何となく調子を戻しつつあったようだったのですが・・・。ある日、いつもの先生が不在で、Aさんにとっては苦手ないわゆる体育会系の元気な先生から進路について色々言われたそうです。その先生からすると、Aさんの進路のことが心配でお話をしてくれたようですが、Aさんはきつく言われたと受け止めたらしく、かなり落ち込んでしまったとのこと。もともと不登校になった原因も人間関係だったこともあり、相手の言動に敏感なAさん。同じことを伝えるにも人によって受け止め方は異なりますね。事情のある生徒にはやはり配慮の気持ちを持って接しないといけないと思いました。

f:id:teacher-yoko:20210910155942j:plain