家庭教師ヨウコ先生の日記

家庭教師をするようになって13年目になります。 これまでの経験や、子育てのこと、趣味のこと、色々綴っていきたいと思います。

不登校の生徒の成長

かれこれ1年ほど担当している中学3年の女の子。1年の終わりくらいから不登校になり、学校の学習のサポートとして家庭教師を依頼してきました。彼女曰く、「学校にちゃんと行くのは高校生になってから」と言っていましたので、原因は人間関係なんだろうなあとは思っていました。彼女の通っている中学校では職員室の隣に不登校の生徒が通学できるクラスがあるらしく、そこに週に数回通ってカウンセリングを受けたりしていたようです。しかし、この春からそのクラスの担当の先生が替わり、前の先生よりも話しやすいということで連休明けから休まずに通学するようになりました。昨日は連休明けの授業だったのですが、何だかお疲れの様子。よくよく話を聞いてみると、6時間目まで学校にいたとのこと。頑張ったね~と褒めました。でも、無理は禁物だよ、と話をしてきました。学校に「居場所」があれば、登校できるのです。そう感じました。3年生で、出席日数の関係もあるかもしれませんし、受験生という焦りもあるかもしれません。しかし、朝起きて、1時間でも2時間でも学校に行ってみるということからはじめられたのは大きな進歩です。彼女が自分のペースを取り戻せるようにサポートしていきたいと改めて思ったのでした。

 

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