家庭教師ヨウコ先生の日記

家庭教師をするようになって13年目になります。 これまでの経験や、子育てのこと、趣味のこと、色々綴っていきたいと思います。

不登校生徒の高校受験

今年、不登校の受験生を2名担当しています。1人は私立高校に無事合格しました。もう1人、公立高校を目指している生徒がいます。

彼女は「不登校だった」生徒です。3年生からは学校に通っています。でも、不登校になった時期があるということで、併願の私立高校には「自己申告書」を提出しました。これにはなぜ不登校になったのか、ということを記入します。

さて、私立高校の試験当日。学力的には問題ないと思っていたのですが、面接があるということで、彼女は緊張していました。志望動機、最近の気になるニュース、など、聞かれることを想定していたのですが・・・実際聞かれたのは「なぜ不登校になったのか」でした。自己申告書に書いてあることとほぼ同じことを答えたそうですが、「あなたのその答えではなぜ不登校になったのか分からない」と面接官に言われたそうです。

彼女なりに答えたのですが、落ち込んでいる様子でした。

見えない壁があるようです。