今週は冬休みが終わって学校生活が始まったタイミングだったので、「疲れた」を連発する生徒が多く見られました。聞き分けのいい生徒だと、「このページまでやったら終わるからね」とか、「あと○問解いたら終わるね」など、ゴールを明確にすると頑張ってくれるものなのですが、学習障害のある生徒は苦戦しました。冬休みの「楽な生活」から切り替えが上手くできなかったようで、時間になっても部屋から出てこなくて、家族が声掛けをするものの、ことごとく反抗。「疲れている」アピールは元気よくするのに・・・。結局、時間内で1問しか問題を解きませんでした。最後に「今日疲れているのは分かった。だけど、何のために先生が来ているのか考えてね。来週はちゃんとやろうね」と約束してご家庭を後にしました。
嫌いな勉強を教えにいくのだから、子供からすれば嫌な存在なのかもしれません。しかし、親からすれば何かしら目的があって依頼されているのですから、子供の気持ちと親の気持ち両方汲み取ってバランスの良い位置にいなくてはいけない、といつも考えています。勉強嫌いな生徒だと、「帰って下さい」と言ってきたりして、正直凹むこともあります。（最近は慣れてきたかもしれません）嫌なんだろうなあとは思うのですが、せめて、一個人としては子供の気持ちに寄り添った存在でありたいと思っています。
