家庭教師ヨウコ先生の日記

家庭教師をするようになって13年目になります。 これまでの経験や、子育てのこと、趣味のこと、色々綴っていきたいと思います。

親も大変!!

昨年は休校の影響で夏休みの日数が少なかったため、宿題も少ない傾向でした。例年なら夏休みに1冊でる問題集(私の時は「夏休みの友」とも呼んでいました)が薄かったり、もしくはプリントに変更されていたり。また、自由研究や作文の類が免除されていたり、といった具合でした。

しかし、今年は夏休みの日数が例年通りに戻ったため、宿題も例年並みでした。そこで聞かれたのが、「今年は宿題が多い。丸付けが大変」といったお母さんの声です。いやいや、今年の宿題が多いのではないのです。昨年が少なかったのです。しかも、学年が上がるにつれて問題集の量も増えていくので、尚更そう感じるのかもしれません。

さて、問題集の丸付けは誰がするものでしょうか?低学年であれば、もちろん親です。親が丸付けをすることによって、子供の苦手部分を把握することができますし、間違えたところを一緒に学習することにより、苦手を潰すことができますね。学校の方針にもよりますが、高学年になると自己採点するように言われる学校もあります。子供が自ら採点するのはいいことなのですが、大切なのは、間違えたところをどうするか、です。赤ペンで答えを記入しておしまい、ではお粗末ですね。ぜひ、解説を声に出して読んでほしいと思います。夏休みが終わる頃、子供と一緒に宿題のチェックをしながら、突発的に一問一答みたいに問題を出すのもいいでしょう。(理科社会がおすすめです)

反抗期真っ只中のAさんは、2つ年上のお姉さんと交換して宿題の丸付けをするそうです。下手にお母さんに丸付けしてもらって親子喧嘩になるくらいなら、ということらしいです。歳が近い兄弟ならそういう方法もいいなあと思いました。

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