先日高校の入学式を迎え、長い長い息子の春休みが終わりました。これからは勉学に勤しむことでしょう。
さて、この春色々な事情で契約が終了になったご家庭がある反面、新しく受け持つ事になったご家庭があります。そのご家庭は、教師交代の要望を頻繁に出すご家庭とのことで、初回はかなり慎重に授業を行いました。
まず、教師交代というのは家庭教師会社が大きくPRしていることなのですが、相性が合わなければいつでも交代可能というものです。ポイントは、生徒側からはいつでもOKなのですが、教師側からは基本できません。よほどの事情なら可能なのですが、契約書でいつまで（多いのは翌年3月まで）と決められているのです。私も家庭教師を始めたばかりの頃、教師交代を言われて、凹んだことがありました。その時の理由は確認しましたし、二度と同じことで交代にならないようにこの10年努力してきました。交代を言われたのはこの一回だけです。
教師交代のご家庭に新しく行くパターンが圧倒的に多いです。今受け持っているご家庭でも3件は教師交代案件になっています。なぜ交代になったかは色々なのですが、多いケースとして、教師側のマナー違反（遅刻が多い、連絡が取れなくなったなど）や学習に対する質問に答えるのに時間がかかる、指導の仕方が生徒のレベルに合わない（理解度を確認しないまま進める）などです。
家庭教師会社は相性を考えて先生を紹介すると説明があるかと思いますが、ある会社は登録教師に条件を一斉メールをして、返信が早かった人から選考していきます。そもそも登録時に一度会ったくらいの教師の性格など分かるはずもないので、相性まで考慮しているかは疑問です。やはり、条件にあっている教師を選抜して、実際に授業を受けて合う合わないを考えるのかな、と思います。
