家庭教師ヨウコ先生の日記

家庭教師をするようになって13年目になります。 これまでの経験や、子育てのこと、趣味のこと、色々綴っていきたいと思います。

家族について

私の育った家は、両親がフルタイムの共働き家庭で、おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に住んでいました。おじいちゃんは私が小さいころに亡くなっているので、私を育ててくれたのはおばあちゃんでした。もう何十年も前の話ですが、かなり厳しく育てられました。怒られた記憶ばかりです。まあ、年を重ねるにつれて大分丸くなり、私の子供(おばあちゃんからするとひ孫)を見たときの笑顔は忘れられません。

ところで、私が今まで見てきた生徒で、おじいちゃんおばあちゃんと一緒に暮らしている子は、核家族の生徒より、甘やかされて育っている子が多いなあという印象を受けます。甘やかされているというよりも、わがままという言葉の方が当てはまるでしょうか?特に、兄弟の下の子はそういう傾向が強いように感じます。最近のおじいちゃんおばあちゃんは優しいから、思い通りになるのでしょう。

 

f:id:teacher-yoko:20210124194402j:plain

 

家庭教師先でも、基本的にはお母さんが家庭教師を申し込むものの、仕事で忙しく、授業には立ち会えないパターンが多いです。おじいちゃんおばあちゃんが自宅にいるものの、教育には口を出さないので、こちらとしても、なかなか生徒の様子は伝えられなくて、後でお母さんにメールや電話でお伝えする、ということになります。

授業の時に、「お母さん」がいるのといないのでは、生徒の態度も変わってきます。いてもらった方が、問題点などをすぐに共有できて、結果、いい方向に進みます。特に、低学年の子の場合は、家庭教師の言うことなんて聞きませんから、その場でガツンと叱ってもらった方がいいです。ちなみに、このご時世ですから、家庭教師が叱ると「パワハラ」になります。家庭教師の案件を業者から委託される際に「誓約書」を提出しているので、誤解されるような行動はできないのです。

おじいちゃんおばあちゃんから愛情を受けて育つのはいいことだと思います。ただ、お父さんお母さんもそれに負けないくらいの愛情をもって、子供にも関心を持ってもらいたいなあと思います。