家庭教師ヨウコ先生の日記

家庭教師をするようになって13年目になります。 これまでの経験や、子育てのこと、趣味のこと、色々綴っていきたいと思います。

忙しい大人

子育て中の方なら分かると思いますが、とにかく忙しいです。自分のことは後回し。子育てはまったなし、特に子供が小さいうちは。

そんな考えだったにもかかわらず、私は子供が保育園児の時に開業していますので、寂しい思いもさせてしまったかもしれません。が、大きくなるにつれて私が働くことに特に何も言わなくなり、中学生となった今では自宅に私がいようものなら「あれ、仕事は?ついにクビになった」などと生意気なことを言う始末です。

最近小学生の家庭教師案件が増えてきたこともあり、自分の子供がこれくらいの時、どんなことを考えてたっけ?と思い返すことがあります。忙しくて、「ちょっと待ってね」を連発していた記憶もあります。

小学校低学年で家庭教師を依頼するご家庭には2つのタイプがあります。

1つ目は、能力開発をさせたいタイプ。他にも習い事をしていて、学力的に先取りさせて可能性を広げたいと考えるご家庭。

2つ目は、母親代わりをさせたいタイプ。これが最近多いです。学校の宿題を見てほしいという依頼です。お母さんが仕事などで忙しく、子供と向き合えていないご家庭に多く見られます。このケースの子供は、私に懐くのが早く、いろんなことを話してくれます。裏を返せば、大人の反応をよく見ているということです。そして、信頼できるかどうか判断して、信頼できそうだと思ったら安心して話すというわけです。「うちのお母さんは忙しいから、先生に見てもらって、って言ってた」と子供自ら言うケースもあります。帰り際にこんなことを話してましたよ、とお伝えすると知りませんでした・・・と言われることもしばしば。私としては、子供の考えていることはお母さんと共有したいので、どんどんお伝えするようにしています。小学校低学年の子供がいて、仕事もしていたら、忙しいのは分かります。でも、ちょっとでも話を聞いてあげる時間は作って欲しいなあと思います。子供から話してくれる時間も大切ですが、たまにはお母さんの方から聞いてあげてはどうでしょうか?きっと目を輝かせて色々話してくれると思いますよ。