家庭教師ヨウコ先生の日記

家庭教師をするようになって13年目になります。 これまでの経験や、子育てのこと、趣味のこと、色々綴っていきたいと思います。

夢は何ですか?

生徒に、将来はどんな道に進みたいの?と聞くと、年齢の低い子ほどきちんとこたえてくれます。逆に、中学生だと、「まだ考え中です」なんていうこたえが返ってきます。きっと、中学生になると現実が分かってくるんだろうなあと思います。

私も中学生までは、小説家になる!って思っていましたから。

現実はそう簡単になれるものでもなく、色々なコンクールに応募しましたが、奨励賞を1度もらっただけで、そのうち書くこともやめてしまいました。

高校に進学してからは、漠然と理系に進んで栄養士になりたいと思うようになりました。数学が得意だったからです。しかし、1年生の後半で学習した物理がさっぱり分からず、理系に進むことを断念しました。また、家の経済事情で、国立大で栄養士の資格を取れる大学は数えるほどしかなく、自分はとうていそのレベルまでいかなかったので、結局は栄養士の夢も諦めました。

2年生で文系に進んだ時に思いました。中学校のころ、ボランティア活動を3年間していたので、将来は人の役に立つ仕事がしたいと。具体的にこういった職業、というものはなかったのですが、社会福祉を勉強しようと思いました。大学では社会学を専攻し、4年間ボランティア活動をしていました。

そして、現在に至るわけですが、今の仕事も少しでも人の役に立っていればいいなあと思います。

小説家の夢は諦めたわけではありません。何歳でもチャンスはありますから。これまでの人生の中で、小説の題材にしたいと思った人が一人だけいました。その小説を執筆中です。何年先になるか分かりませんが、自分のペースで完結させたいと思います。