家庭教師ヨウコ先生の日記

家庭教師をするようになって13年目になります。 これまでの経験や、子育てのこと、趣味のこと、色々綴っていきたいと思います。

生徒募集のこと。

中学生のいるご家庭なら経験があるかもしれませんが、家庭教師会社の中には、電話営業をしているところがあります。我が家にも上の子供が中学生になった頃から頻繁にかかってくるようになりました。最初の頃はとりあえず対応していましたが、話が長くなるので段々面倒になり、最近は電話機に番号を登録しておくようにしました。でも、違う番号で掛けてくるんですね。まるでイタチごっこです。私の生徒さんのご家庭でもそのような電話がかかってきて困っている、という話をよく聞きます。電話の時間帯が夜遅かったりするわけなんですね。確かに、夜9時近くに掛かってきたこともありました。携帯番号から着信で、思い当たるところがなかったので出てみると、「中学生のお子様のご家庭ですか?」名乗りもせず、いきなりです。「いいえ、違います。失礼します」と丁寧に切りました。

思い返せは20年ほど前、大学生だった私は家庭教師会社のアポイントのアルバイトをした経験があります。(将来このような仕事をしているとも知らずに・・・)時給が他のアルバイトに比べて良かったのと、契約がとれるとボーナスがでるというので友達から誘われた訳です。マンションの1室にその事務所はあり、椅子に座ると同じ業務をする女性が数名いました。初日にマニュアルと名簿を渡されました。名簿の名前が読めなくて困っていると、責任者が「名前なんて読めなくていいんだよ!お母さんいらっしゃいますか?って言うんだよ!」と怒ってきて泣く泣く電話をかけ続けたのを覚えています。名簿も同じものを何度もコピーして、同じご家庭に何度も何度もかけました。数日続けるとさすがに嫌になって、1ヵ月しないうちに辞めました。

そんなことが20年以上経った今でも続いているとは・・・と思いました。電話営業している会社からの案件の指導を引き受けることもありますが、どのご家庭も人がいいなあと思いました。電話営業が悪いと言っている訳ではなく、電話の対応をしてこれはいいと思って契約をしたのでしょうから、私はその契約に沿って業務を引き受けることに全力を注ぎたいと思います。

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