夏休みもまもなく終わろうとしています。
担当しているご家庭に様子をお聞きすると、全て終わっていてスッキリしているご家庭と、まだ残っています、というご家庭に分かれました。
早く終わらせるコツは、「苦手なものから手をつける」だと思います。宿題が残っているご家庭に共通していたのは、「感想文(もしくは作文)が残っている」ことでした。感想文が大好き、という子は未だ見たことがありませんので、こればかりはご家庭で声掛けをしてもらって早めに取り組むのが良いのでは、と今年は思いました。
これまで、感想文を見てほしいという依頼はありましたが、せいぜい年に1回程度。しかし、今年は3件ありまして、感想文だけで指導時間が終わってしまう、ということが多々ありあました。1から私と一緒に感想文に取り組むとかなりの時間を要します。ただでさえ限られた時間ですので、有効に使うのであれば感想文の内容をメモしておく、印象に残った箇所に付箋を貼っておく(なぜ付箋を貼ったのか理由も書けるとなお良い)、書きたい内容を箇条書きにしておく、などしておいてもらえるといいなあと何度も思いました。
多分、親が忙しくてなかなか感想文を見る時間を確保できなかったか、学習の方の課題で精一杯で、感想文まで早めに手が回らなかったのかなあと思いました。自ら作文や感想文を書く子はなかなかいないものです。そのあたりはご家庭でも配慮してあげてほしいなあと思います。
我が家では、息子は5枚の感想文を3時間で書き上げていました。娘は下書きに私がチェックを入れて、3日ほどかかりました。進め方は子供の性格にもよりますね。