家庭教師ヨウコ先生の日記

家庭教師をするようになって13年目になります。 これまでの経験や、子育てのこと、趣味のこと、色々綴っていきたいと思います。

短期指導の生徒その後

短期指導で双子の女の子を指導しました。

こちらのご家庭は、長期休みに学校の宿題を見てほしいと短期で依頼してきます。お母さんが仕事で忙しいのと、どうしても怒ってしまうから、という理由でした。

一卵性双生児なので、外見はそっくり。でも、内面は違いました。

人見知りなタイプで、黙々と学習する姉のAさん。

学習障害があり落ち着きがないのですが、人懐っこい妹のBさん。

宿題は同じなのに、やり方も答えも違っていました・・・。

様子を見ているとAさんは自分から質問するのが苦手のようで、割り算も自己流でした。私が目安の商の立て方を指導したところ、何度も繰り返して割り算の計算が早くなりました。

Bさんは算数全般が苦手で、難しい計算が続くとパニックを起こします。様子を見ていて、帯分数を仮分数にすることが得意なのが分かったので、帯分数を仮分数に直して行う分数の計算を繰り返し行い、分母の数が大きくなってパニックを起こしそうになる直前で帯分数同士の計算のやり方を指導しました。不思議なもので、帯分数同士の計算の方が数も小さいし、簡単に見えるのですね。意外とすんなり受け入れてくれました。

決まった時間の中で、2人ともできることがまた増えました。

次の長期休みではどんなことができるようになるか、楽しみです。