家庭教師ヨウコ先生の日記

家庭教師をするようになって13年目になります。 これまでの経験や、子育てのこと、趣味のこと、色々綴っていきたいと思います。

夏期講習について

もうすぐ夏休み。夏休みの過ごし方についてあれこれ考える時期ですね。小学生の夏休みと言えば、ラジオ体操に学校でのプールですね。しかし、私の住んでいる地域は、ラジオ体操を数日やるくらいです。プールは熱中症防止のため、ここ何年か中止が続き、昨年はコロナ禍で中止、今年も中止になりそうですね。

夏休みと言えば、教育業界は稼ぎ時です。「夏を制する者は受験を制する」と言われますが、夏休みをダラダラ過ごさないために教育業界が考えたキャッチフレーズなのかもしれません。個人的には夏に頑張って、そのモチベーションが受験の時期まで続くか疑問ですが・・・。

夏期講習のチラシを目にすることが多くなってきました。大抵どの塾も期間は一緒です。あとは、立地条件や金額、カリキュラム、講師の質などで検討すると良いでしょう。夏期講習に参加してそのまま入塾すると夏期講習は0円になるというキャンペーンをしている塾もあります。夏期講習だけ、というつもりで参加しても、実は子どもがその塾を気に入って、そのまま2学期以降も通いたい、となったときのために、長く通うかも、という視点で考えることも大切です。自力で通えるか、送迎が必要か、また、塾の隣にコンビニやスーパーがあったりすると、夜遅くまで授業がある時に何かと便利だなあと思います。

塾で働いていた頃、夏期講習、冬期講習の時期はとにかく時間に追われていた記憶しかありません。1対2の個別指導でしたので、一人一人に合わせた内容を吟味し、プリントを用意したりで頭はフル稼働でした。しかも、通常指導している生徒以外も受け持つので、その講習の授業1回きり、なんているケースもあり、よくその生徒のことを分からないまま授業をしていたので自分の中では何となくモヤモヤしていました。

ちなみに、家庭教師は夏期講習というのはありません。やっても、数回増やすくらいです。内容的には、学校の課題を一緒に解いたり、通常指導ではやらないこと、例えば、先取り学習や苦手分野の復習、英語を重点的に学習するなどです。そのあたりは、塾よりも柔軟に対応できると思います。

さて、親の立場からすると、夏休みに自宅に子どもを放置しておくと勉強しないのは目に見えています。部活で忙しいならまだ諦めもつきますが、自宅でダラダラされると親子喧嘩の元になってしまいます。それなら塾の夏期講習を受講させて、自習スペースで勉強してきて貰ったほうがよほどいいに違いありません。今は、塾に通うのに送迎があったり、塾の時間中ならいつでも自習スペースが使えるなど、サービスも色々あります。ただ、このようなサービスのある塾は、管理料などという名目で授業料以外にも支払いが発生することは考えておかないといけないですね。

うちの子どもたちが通っている塾は夏期講習がない塾なので、夏休みの過ごし方を話し合わないといけないなあと考えているところです。

 

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