読者の方からご質問を頂きました。
「幼稚園から家庭教師なんて驚きです。どんなことを教えるのですか?」といった内容です。
私の経験上、小学校に入る前に先取りしておきたいという理由で依頼される場合が多いです。教育熱心で協力的なご家庭が多いので、基本的なひらがな、足し算などは宿題としてガンガン進めて、私が指導するのは先取りの部分になります。1年生になるころには九九を言えるレベルまではもっていけます。(何歳でスタートするかにもよりますが)
なぜ、先取りが必要なのか、についてですが、子供は一度触れたものには興味関心を示す、という傾向があります。ということは、小学校に入る前に少しでも学習したことは「私、分かる!!」とうれしくなるわけです。これは、理科社会に興味関心を持たせるきっかけにも繋がります。例えば、お出かけの際に消防署や警察署の前を通ったらどういう場所か説明する、金魚や犬など生き物を育てる、野菜を栽培してみるでもいいでしょう。
今、教育業界のターゲットはだんだんと低年齢化してきています。少子化の影響もあるのでしょうが、幼いころから始めて、大学入試までの長い期間を見据えてのことだと個人的には思います。
私の子供たちは、保育園のころから私のやっていた塾でお兄ちゃんたちに混じって勉強していました。塾を辞めた後は信頼できる同業の先生にお願いして、6年生まで見てもらいました。数学に関しては2人とも中学校卒業レベルまで学習済です。中学生になっても数学だけは得点源となっているので、塾に行っていて良かったと思っています。
ご家庭の経済的な部分も影響するとは思いますが、学力の先行投資だと私は思います。