約20年振りに簿記の勉強をしています。社会人の方に簿記の指導をしているからなのですが、「クレジット売掛金」「電子記録債務」といった勘定科目が出てきて、確か私が受験したときにはなかったような・・・時代の流れを感じます。ただ、何年たっても根本の考え方は一緒で、間違えやすいところ、紛らわしいところも「ああ、私もここで躓いたなあ」と懐かしく思い出しながら指導をしています。今は経理ソフトがあるので、手作業で仕訳をしている会社は少ないと思いますし、電子申告した方が何かと優遇されることも多いのですね。私の場合だと、青色申告の控除額が10万円違いますので、3年前から電子申告しています。ですが、経理ソフトに入力するのは「人」ですし、経理の知識があった方がスムーズに処理できるでしょう。日商簿記3級は商業高校で取得することが多いですが、その上の2級までもっていると経理の知識があるというアピールになりますし、何かと企業で重宝されることが多いです。事実、私も転職の際に役立ちました。そうそう、私の時は会場受験しかなかったのですが、今は、テストセンターでネット受験もできるのですね。便利な世の中だと思います。
