家庭教師ヨウコ先生の日記

家庭教師をするようになって13年目になります。 これまでの経験や、子育てのこと、趣味のこと、色々綴っていきたいと思います。

本音を語ること。

うつ病で苦しんだ立場から考えること。

仕事をしている人なら「仕事用のお面」をつけているという感じでしょうか。主婦であれば「PTA向けのお面」「義理の両親向けのお面」みたいな。お面を外して初めて本音が漏れるのでしょう。私もいくつかお面を持っていますが、常に何かしらのお面をしている感じです。リラックスできないのです。本音を出せないのです。家族でさえもです。なぜかというと、もともと夫は妻が働くことに反対の人でした。夫の母(義母)を見れば分かります。ずっと専業主婦でしたので。私も上の子を出産してからしばらくは専業主婦でしたが、産後うつに苦しみ、投薬で落ち着いた頃、自分には専業主婦は無理だ、社会と繋がりを持ちたい、子供の保育料くらいは自分で働いたお金で、と思ったのです。夫に相談すると、「扶養の範囲内で、家のこともしっかりやる」という条件でまずは短時間のパートから始めました。働くようになって、たまには愚痴をこぼしたい、なんていう時も私はぐっとこらえました。夫に愚痴をこぼせば「仕事辞めたら」と言われると分かっているからです。仕事先でも色々な人との出会いがあって愚痴をこぼせる人もできたりしましたが、私の根底にあるのは「他の人からどう思われているのか」が常に気になるのです。そんな悩みがきっかけで占いを頼るようになりました。最近は悩みがあると自分でタロットを広げてみたりして良い方に解釈しています。それでも辛い時は、カウンセリングの先生に相談するようにしています。

言葉にするのが難しい、人に言うまでもないけど、なんだか不安な場合。紙に箇条書きでもなんでもいいので思いつくままに書いて、その紙(不安のかたまりですね)をくしゃくしゃにして捨てるだけでも少しは気持ちが楽になるのではないでしょうか?