私は学生の頃を思い返しても「勉強しなさい」と怒られた記憶がありません。曲がりなりにも学生時代は将来の夢があって、その夢を叶えるためにはこの大学を目指して、というのがあったので、自分なりに危機感を持って勉強と向かい合っていました。
それが、自分が子供の親になってみると、「勉強しなさい！」が言いたくて仕方がありません（笑）子供が親の言うとおりになるわけないのに。今の子供達は、勉強以上に楽しいことがあるからでしょうね。時代背景が違うと言われればそれまでです。
高校1年生の息子は、やっとで高校に入ったと思ったら、進路希望を提出しなくてはいけなくて、将来どうする、と話すものの、肝心なことは口を割りません。中学2年生の娘は、今のうちに検定を受けさせて、模試も徐々に受けさせようと思っているのですが、まあ、勉強しませんね。なんで勉強しないのか聞いてみると、「だって、モチベーションがないもん」との答え。見返りがないと勉強しないのか～とちょっとがっかりしてしまいました。
いわゆる「やる気」の問題ですが、どのご家庭でもありますね。まだ小さいうちだったら、「勉強が終わったら遊びに行こう」とか「勉強が終わったらおやつを食べよう」とかある程度モノや楽しいことで釣ることはできますが、ある程度大きくなってそういうことが通用しなくなってくると、難しくなりますね。とある先輩ママはテストを受けるたびにテストの合計点と同じ金額をご褒美として渡していたそうです。また、他の先輩ママは英検を受けさせたくて、合格したらその分の受験料をご褒美として渡していたそうです。その結果、英検2級まで取得したとか。私も一瞬真似しようかと思いましたが、このコロナ禍で検定も感染対策のため軒並み検定料値上げですね。うーん、厳しいと思いました。今の所、学校内の順位に応じてスマホにアプリを追加できる権利とか、本を1冊買うとか、そんなことでご褒美としてやっています。このやり方があと何年続くかは、誰にも分かりません・・・。
