家庭教師ヨウコ先生の日記

家庭教師をするようになって13年目になります。 これまでの経験や、子育てのこと、趣味のこと、色々綴っていきたいと思います。

コミュニケーションについて

最近、電話で話す機会がめっきり減ったなあと思います。

たまに携帯に電話がかかってくると、ましてや生徒の親だったりすると、びくっとなります。たいてい緊急の用事なので。

基本、生徒の親とのやりとりは、スケジュール変更が多いので、電話だと聞き違いが怖いからメールでお願いします、とあらかじめお伝えしていることもあります。

今日も、メールで「子供の調子が悪いのでお休みさせて下さい」とメールが来ました。それに対して「お大事に。振替でしたら明日でも明後日でもできますので連絡下さい」と一応返信しました。こちらのご家庭は、授業した分だけ授業料を支払うシステムの家庭教師会社から紹介されたご家庭なので、わざわざ日程調整までして振替はしないと思います。メールの連絡だと、振替どうですか、と何度も連絡するわけにもいかず、タイミングをなかなかはかれずにいます。便利な反面、困ったものだ、と思います。

 

今日は、子供の冬期講習の問合せで、地元では有名な塾に電話をしました。

「はい、〇〇塾〇〇でございます」

若い女性の声でした。

「冬期講習のことでお聞きしたいのですが、○○と○○の違いを教えていただけますか?」

少し沈黙。

「少々お待ち頂けますか」

保留音の後、再び同じ女性が出て、説明を始めました。細々とした声で、マニュアルを読んでいるかのような話し方でした。他にいくつか私の方からも質問はしたのですが、はっきりした答えはもらえず、後程担当者からご連絡します、とのことでした。周りに代わってくれる人はいなかったのかな?と余計なことを思いました。

マニュアルを見ながら話すにしても、もっと堂々と話さないと聞いている方も不安になります。私はこの電話のやり取りで正直、この塾で大丈夫だろうかと思いました。

メールでも申し込みは受け付けるとHPには書いてあったのですが、なぜ電話にしたかというと、塾の雰囲気を感じ取ることができるかな、と思ったのと、説明などで来塾するなら手っ取り早く電話の方がスケジュールが立てやすいと思ったからです。

このような仕事をしているならば、少しでも信頼を得られるような話し方や態度をとらなくてはいけないと思います。私も色々な相談を受けますが、今でこそ経験を入れながら「前に、同じような子がいて・・・」とアドバイスできるようになりましたが、始めたばかりのころは、確かに必死でした。なんとかして言葉を捻りだして話していた気がします。

今はマスクをしながらの会話ですから、なかなかお互いの表情が読み取りづらいです。できるだけゆっくり話して気持ちを伝えられるように心がけています。